2016年12月10日土曜日

熱い戦いに思わず声が出る!「目指せ日本一!ラグビートップリーグ『ヤマハ発動機ジュビロ』観戦ツアー」に参加してきた!


どうもどうもどうも〜! 高校時代はハンドボールのゴールキーパーとして(球技大会で)活躍した管理人です! 生まれつき関節が弱いから、ドッジボールやバレーボールは苦手、バドミントン、テニスなど道具を使うものはぼちぼちでしたなぁ。

最近の子どもの父親はどうだかわからないけれど、わたしたちが子ども時代を過ごした昭和はJリーグもなかったので、父親がテレビで観戦するスポーツといえばほぼ野球。マンガも『巨人の星』や『ドカベン』『タッチ』のように野球をテーマにしたものが多かったですしねぇ。

そんなわけで、野球以外のゲームルール知識がほとんどないような状態。ラグビーについて知っているのは「野球の甲子園に当たるのが『花園』だ」「コートエンドにボールをタッチすると得点になる」「キックしてやたら背丈のあるハードルみたいなところの間を通れば得点になる」くらいのもの。

こんなにラグビーがブームになっているのにねぇ。

この先も、ラグビーについて知ることはまずないだろう、と思っていました。

が!

ヤマハ発動機からこんなお知らせが……。

「目指せ日本一!ラグビートップリーグ『ヤマハ発動機ジュビロ』観戦ツアー」に参加しませんか? というものでした。

お誘いいただいた当初は、ラグビーのこと全然知らないし、ましてやファンでもないし、自分でゲームできるわけでもないし、と辞退する方向で考えていたんだけど「待てよ? これまで小型船舶免許や普通二輪免許を取ろうと考えたことがあっただろうか?“知らない”というだけで世界を広げることを拒む理由があるだろうか?」と思い直し、参加させていただくことにしました。

もっとも、申し込みをしたところで、抽選で外れたら意味ないんだけど。

ラグビー基礎知識講座とオシメン紹介 in ヤマハコミュニケーションプラザ

新幹線で浜松駅まで行き、そこからヤマハコミュニケーションプラザまで送迎バスをこのイベントのために出していただきました。

バスの中では、ヤマハ発動機ジュビロのこれまでの歴史を振り返るビデオを鑑賞。1982年に社内同好会として始まったチームが、正式に「ヤマハ発動機株式会社ラグビー部」として部活動を開始したのがその2年後。

1987年には静岡県社会人2部リーグ出場、翌年にその1部リーグに昇格。1997年に関西社会人ラグビAリーグ入り、2003年にはトップリーグに参戦、2015年、日本選手権で優勝するという快挙を成し遂げたそう。

ヤマハコミュニケーションプラザに到着した後も、ヤマハ発動機広報の加藤さんによる「ラグビー基礎知識講座」が行われラグビーの起こりや試合の流れ、ルールについて教えてくださいました。

ちなみに、ラグビーワールドカップの優勝カップが「エリス・カップ」というのは、それまでフットボールだったためボールを手にして走るのが反則だったのにウィリアム・ウェブ・エリス選手がそれをやってしまい、その見事な走りっぷりに、「ボールを持って走ってゴールすることを正式ルールにしよう」と取り入れたからだそう。想像したら、ちょっと笑ってしまったよ。


続いて、ヤマハ発動機ジュビロOB 辻井厚之さんによる「オシメン紹介」。4人の魅力的な“オシメン”を紹介してくださいました。


辻井さんが紹介したのはフッカーの日野剛志選手、プロップの伊藤平一郎選手、センターのマレ・サウ選手、ウィングの伊東力選手。

日野選手は172cm100kgと結構な体格の持ち主なのに、走るのがすごく速いそう。趣味は大型バイクでのツーリング、とのことなので、ヤマハ発動機に入れてよかったねぇ〜という感じです。

伊藤選手は175cm115kg。見た目はいかついのに、趣味が料理、カプチーノ作り、買い物ということで女子力も高い!(ちなみにわたしは後述する伊東力選手と伊藤平一郎選手の趣味やご結婚のことなどを勘違いした発言しちゃってました。ごめんなさい!)

マレ・サウ選手の愛称は「マレ」。ニュージーランド出身です。足の速さには触れられていなかったけど、身長が183cmと高いこともあって、きっと足も長いのでしょう。試合では感激するほどの足の速さを見せてくれました。

伊東選手は、超イケメン! 173cm80kgと小柄な体格を活かした機動性がその武器。独身者同士でつるんでご飯食べに行くことが多いそうです。

ちなみに、ラグビーの人気を押し上げる立役者となった五郎丸選手は現在、フランスラグビーユニオンリーグ最高峰のトップ14に所属しているRCトゥーロンというチームにいるそうです。

その五郎丸選手が着けていた背番号15番を現在背負っているのはゲラード・ファンデンヒーファー選手。最後の砦ですよ!

こうやって紹介してもらった“オシメン”たちですが、普段はヤマハ発動機の社員。サービス部や生産管理部などで普通に仕事をこなす「社員」ということ。朝練して仕事して、退勤後も練習して……という生活を送っている彼らは、プロスポーツ選手より強い精神力と肉体がないと務まらないと思うのですが、どうでしょう?

いよいよ観戦!

今回の対戦相手はNECグリーンロケッツ
ある程度の知識を入れてもらったら、いよいよスタジアムに移動です。ヤマハスタジアムはコミュニケーションプラザから歩いて7分くらいの位置。社会人ラグビーチームで、会社がスタジアムを持っているのはめったにないそうです。もしかしてヤマハだけ?

敷地内では“ミニ・ラグビー体験”が開催されていて、ラグビーボールを蹴って的に当てたり、パス回しをしたり、スクラムがどんな感じなのかを試したりといった体験ができます。子どもさんたちに混じってやってみたけど、やっぱり元からのファンはたとえ年少であっても上手よね。ぜんぜん違うw

ちょっと汗をかいた後は、「Jubilo Cafe」でランチを受け取り、ボックス席へ。風が強い日だったけど、しっかり防寒してきたこともありちょうどいい感じ。参加したブロガーさんたちのほとんどが屋内のカフェではなく冷たい風の吹きすさぶスタンド席で食事していました。

そして13:00。キックオフです!

最初のうちは、試合の流れを追うのが精一杯で写真撮り撮り、Tweetしいしい、あんまり自分の中で盛り上がれなかったけど、2回目のトライをヤマハ発動機ジュビロが決めた辺りから何となくわかってきて「うぉー!」とか「わぁー!」とか静かに盛り上がってた。それが後からあんなに……。

ハーフタイムにグランドキーパー体験

ラグビーの試合は前半40分、後半40分、合計80分なんだけど、前半と後半の間にハーフタイムという休憩時間がある。

そしてそのハーフタイムにグランドの芝を補修する「グランドキーパー」を体験させていただくという貴重な機会を得た。

これは何をするかというと、スクラム組んで蹴られた地面にできた穴ぼこを、それぞれ手にしたバケツに入っている砂で埋め戻すのね。砂をちょっとスコップですくって穴に注ぎ、それをギュッギュッと踏んづけて平に慣らす。こうすることで選手が不用意に足を穴ぼこに取られないようにする、というわけ。

つまり、さっきまで試合が行われていた、そしてこれから試合が行われるグランドに実際に入った、ということなんですよっ!

「怪我したら大変!」と思って真面目に穴を埋める作業を黙々とやっていたら「あれ〜? 随分真面目にやってますねぇ〜」と言われたことは内緒にしておこう。
グランドキーパー体験前に
磐田市のゆるキャラ「しっぺいくん」と

後半戦!

12分の作業が終わり、それぞれボックス席に戻ったり、好きな位置で再観戦。スコアは33-0とヤマハ発動機ジュビロの圧勝ムード。

しかし予断は許しませんぞ〜。ゲームなんて何があるかわかりませんしね。

というわけで、さっきまでゴール(敵陣地)が目の前にあったのに、後半からは入れ替わりで敵が攻めてくる味方陣地が近くになって、攻められるたびに「来ないで〜!」という気持ちに。

それが結局のところ自分の中で盛り上がる火付け役になったようで、向こう側にゲームが持っていかれると「そこだ! 行け!」などと大盛り上がり。

後半戦の終わりを告げるホイッスルが鳴った後も、「キックオフ」が終わるまでゲームは終わらない、ということを聞き、「あああああ……」と見ていたら、なんとオシメンの1人 マレ選手がグランド半ばからものすごい勢いで走って行き、タックルを交わしつつトライ! これには鳥肌が立ちましたよ。そして大声で応援しちゃってました。
こちらこそありがとうございました!
ここ最近、冷めていて、群衆の中で声を出すなんてことしていなかったのに! 試合は49-5でヤマハ発動機ジュビロの圧勝。今シーズン11連勝。トライ3以上の差での勝利ということで1ポイントを稼いだとのことです。ここらへんはサッカーと同じ感じやね。

観戦し終えて


ヤマハ発動機ジュビロファンクラブには年会費3000円で入会できること、入会すると観戦チケット引換券が4枚発行されること、そのほかいろいろな特典があることをイベントの最後に教えていただきました。1試合2000円ということを考えると得じゃないですかっ! しかも、引換券は友人や家族とシェアしてもOKとのこと。来年度……入っている自分の姿が見えるw

それはさておき、試合が終わってお疲れのはずなのに写真撮影にも応じていただいたり(しかも、わたしたちと一緒に撮影する前に30分以上既存のファンたちにサービスしていた!)、にこやかな笑顔で握手してくださったりして、選手たちの鋼のような精神力に圧倒されましたよ! 本当に! マジで!
伊東力選手を撮っている人たちを
後方からパチリ
明後日には、会社員としてのお勤めもあるわけですよ。ああ、自分なんて甘いなぁ、甘ちゃんだなぁと実感。試合に感動しつつ、自分にも喝を入れたい、そう感じさせられる体験でした。

ブロガーのひったんさんから「どの選手が良かった?」と聞かれて「え……あ……OBの辻井さんがイケメンすぎて……」と答えてしまい、呆れられるという失態をおかしたのが、今となってはいい思い出です♪

行きの新幹線の中から見えた富士山は美しかった
目指せ日本一!



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