2016年8月4日木曜日

ヤマハシースタイル安全レクチャー in 横浜ベイサイドマリーナ!

どうもどうもどうも~! 今年こそは自力で海に出るぞ! と決意の固い管理人です!

そう、今年はっ! ボートをっ! 自分でっ! 操船するっ!

アイアムアキャプテン!

……とはいえ、クルーザーもしくはボート、ひっくるめて小型艇を持っていないワタクシ。買えるはずもなく。そんなわたしがキャプテンになるとしたら、レンタルですよ、レンタル。

幸い、免許取得時にヤマハシースタイルの会員になっていたおかげで、借りようと思えばいつでも借りられます。そう、「そう思えば」。

そう思って借りるまでにしなければならないことがあります。

それは……

安全レクチャー受講。

安全レクチャーとは

安全レクチャーとは、各マリーナの航行ルール、安全水域や危険水域の解説をスタッフ同乗により行うもので、安全に楽しくご利用いただくために行われます。マリーナによっては初回利用の前に受講が必須となっているところがあり、日程もさまざま。利用日前に受講日が指定されている場合など、事前にチェック!

とのこと。特に、東京湾近辺では行き交う船が多いこと、航路が限られていること、浅瀬など初心者にとって未知の危険が多いことなどから、関東地方のマリーナではほぼ“必須”となっています。

もちろん、そういう心配のない地方ではレクチャーを受けなくてもレンタルできることがあるし、要レクチャーであっても随時開催していたり短時間で終わったり無料だったりすることもあるので、旅行先で乗るために事前に行かなければならない、ということはあまりないようですな。

わたしが現在住んでいるのは東京都23区内なので、小型艇をレンタルする“ホームマリーナ”(←ふふ、かっこいいから使ってみたかった)として選ぶなら、「勝どきマリーナ」あたりなんでしょうけれど、あそこは海に出るまでがそれなりに大変。川をどんぶらこどんぶらこと行かなければならず、操船する自信がない。

あと、方向音痴だから帰りつける自信もない。

そういうわけで、選んだのは「横浜ベイサイドマリーナ」。略してYBMですな。かっこいいですな。

YBMまでは電車で2時間近くかかるんだけど、免許取得のため通ったことがあるし、イベントでも何度もおじゃましているから親近感もある。それに何よりも

目の前が海
YBMの目の前は海
当日はあまり天気が良くなかったので過去写真から
なのです。

何をレクチャーしてもらえるのか

所要時間が3時間とちょっと長めの受講時間。「ここが危険」「ここはこうして」というような内容だと聞いていたので、座学中心だろう、と思っていたらどっこい、ほとんどの時間乗船していました。

今回の生徒はわたしを含め3人。そのうちの1人は何と小型船舶操縦士1級免許取得者。ひょえ~。

というか、おふたりともわたしより先輩のご年齢だったこともあり、ちょっと緊張気味。でも、先生がフレッシュだったから、ちょっと緊張がほぐれたかな?

あ、そうそう、レクチャー内容でしたね。

出航前点検

受験時と同じように、乗り込む前の船体チェック、バッテリーチェック、プロペラチェック、燃料チェックなどを欠かさないように。特に船体やプロペラのチェックはマリーナのスタッフと共同で行うことにより、返却後のトラブルを防げるから「絶対にね(๑´ڡ`๑)」と教えていただきました。
トイレは海水を使うため「給水」「排水」バルブを開ける

エンジン始動

車でもエンジンをかけたとき、もし「D」に入っていたら突如走りだして危険。同様に、ボートの場合でも、いきなり動き出さないような安全装置がついていて、スピードを制御するスロットルが中立に入っていないとエンジンをかけられないようになっています。

エンジンをかけた後、ワイパーやトイレ、その他あちこちに電力を供給するためのスイッチをパチパチパチとオンに。

海水がエンジンからちょろちょろと出て、きちんと冷却されているかの確認もします。そうじゃないと、熱くなりすぎて運転を停止しちゃいますからね! もし水が出ていなかったら、一旦止めて、取水口辺りにゴミが絡まっていないかなどを確認します。

航路確認

金沢シーサイドラインの鳥浜駅近くから、金沢八景シーパラダイス辺りまで南下し、その後北上してベイブリッジの下を通って桜木町のみなとみらい地区を一望できる場所でアンカリングの練習、それから戻る……という予定だったのですが、この日はあいにく午後から天気が荒れるという予報だったし、すでに風速3〜4mくらい出ていたため、南下するのはなし。みなとみらい地区を目指しました。

……わたしとしては、金沢八景を海から眺めたことがなかったから行きたかったけど、それは自分で船を操縦するときのために取っておくことに。

この航路確認のおかげで、自分がレンタルする時間内でどこまで行けるかを把握できたのが収穫。それとエンジン回転数をどこまで上げれば何分後にどこに着くか、とか。乗せてもらうだけでは分からない、レッスンを受けているからこそ分かることもありますなぁ。考えてみたら、自分で運転しないと道を覚えられないのと同じか。

アンカリングレッスン

アンカリングする場所に
ふよふよしていたクラゲ
停泊地でのアンカリングレッスンは、前回やったけど、今回は操縦できる人が一人の場合どうするか、という質問に答える形でやっていただいたので、すごく参考になりました。

特に、巻き取るとき、アンカーで船体を傷つけないように鎖が見えてきたら手動でゆっくり引き上げること、とか。操縦者が2人いればちょっと前進させたり後進させたりして調整できるんだけどね。
ちょうど『飛鳥II」が寄港してました
海から豪華客船を観察できるのもボートの醍醐味

給油、そして帰港

さて、レンタカー同様、レンタルボートも使い終わったら返却する前に給油します。給油艇がそばに来てくれるわけではないので、港にあるガソリンスタンドに行きます。つまり、着岸(船体を岸に着けること)をしなくちゃいけないのですが、1人で着けてロープつないでガソリン入れる……というわけではなく、スタンドのスタッフがそれらの作業をしてくれます。

とはいえ、いつもスタンバっているわけではなく。黄色い浮標を目印にマリーナに電話。すると電話した時間から計算して、到着する頃にスタンバっていてくれる、というわけです。ありがたい。

しかも、電話はマリーナから渡されるレンタル一式の中に入っているので、電話番号を自分で入力したりする必要もなく。ありがたい。

給油が終わったら、そのままマリーナに帰港。こちらも電話した時間から計算してスタッフが待っていてくれます。
教えてくださった鈴木先生の腕には
何故かBaby-G
かわいい
そして、返却するときのチェック事項を確認して終了。

……と思いきや、最後に安全レクチャービデオも視聴。さっきまでのレッスンを復習できてなかなか良い。

安全レクチャー大切!

正直、受講する前までは「うひぃ〜。マリーナごとに受けなくちゃいけないとか、きついなぁ〜。受けたくないなぁ〜」など消極的だったんだけど、今でははっきり言える。

何度でも受けたい。

レッスンというより、クルージング気分を盛り上げてくださった先生方、ありがとうございました! これで自信がつきました!

……着岸以外はねw




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