2014年10月30日木曜日

「あっ!鼻水垂れた……」に間に合わせたい『アクアヴェール』はポケットティシューの進化形だった

風邪を引きました。あ、もう治りました。2014年、2回目の風邪引きです。

今回の風邪はまず喉が痛くなり、じわじわと熱が上がり、3日目から鼻水が洪水のように噴き出すといった感じでしょうか。

咳き込むとか高熱が出るとかいうつらさはないのですが、鼻水に困りました。結構人と会う機会も多いので。しかも、一旦ミーティングが始まると地味に長時間。鼻をかめずに困りました。

「あっ、まずい!」と思った時にポケットティシューに手を伸ばしても

  1. 取り出す
  2. 広げる
  3. 半分に折る

といった作業のために間に合わず、顔を背けてしまうこともしばしば……。

そんなふうに悩んでいたところ、ポケットティシューのストックがなくなったのでドラッグストアへ。すると、こんなものが見つかりました。
クリネックスの『アクアヴェール ポケット』。いつもならエリエールにするんだけど、今回はほんの数円安かったのでこちらを選んでみた。

さて、購入後気づいたんだけど、4枚重ねと書いてある。
あれれ、もしかして、「組」が少ない?と思ったけど1パック14組だからそういうわけでもなさそう。頭の中が「???」でいっぱいになってしまったけど、出してみてその理由が分かった。

1枚ずつが一般的なティシューを半分に折りたたんだのと同じくらいの大きさだったのだ。そして、蛇腹折りにしてパックされている。
長いw
普通のティシューを半分折りにしたものとの比較
これなら「2」と「3」の工程をすっ飛ばして、取り出すだけですぐに使える。鼻水が垂れるのを見られる心配もないというわけですな。

って感心していたところ、パッケージをよく見たら書いてあったわorz
「取り出しかんたん」
最近、文房具なんかが、「下方向に引っ張るから片手で簡単に切れる卓上タイプのセロハンテープカッター」とか「ギザギザ部分に工夫して少ない力で切れるセロハンテープカッター」とか「不思議なカーブで刃の当たっている部分がどこでも均一の切れ味なハサミ」など地味に進化しているけど、こういう衛生用品にもまだまだ工夫の余地があるんだなぁ…としみじみ思いました。



2014年10月27日月曜日

Googleの新しい「メーラー」?『Inbox』は「超メーラー」!


どうもっ!「新しい」や「限定」に目がない管理人ですっ!

いやいやいやいや、これ、女性ならみんな目がないと思うのよね。それが両方同時に満たすときたらこれはもう……。

そう、10月22日にサービスを開始したGoogleの『Inbox』。
Google、Gmail 連携アシスタント サービス「Inbox」を開始、大量のメールを活用するために
新しくて招待制。つまり限定。招待されなくても、 inbox@google.com にメールを出せば、使えるかもしれない、ということで、早速メールを出してみた。

ところが、「うわぁー!Inboxぅぅぅぅうう!」と騒いでいたら、招待していただけた(∀`*ゞ)テヘッ

そんなわけで、これまでのメールアプリとどう違うのか、Nexus 7のキャプチャを交えながらご紹介と。

まずはインストール画面から。

ちなみに、インストールするだけなら、招待を受けていようといまいと誰でもできます。ただ、使えないだけ。(`・∀・´)ドヤッ

「ID」「連絡先/カレンダー」「位置情報」「画像/メディア/ファイル」「登録したフィードの書き込み」へのアクセス権限を求めてきます。

インストールしてから起動すると、このアプリで使うアカウントの選択を迫られます。

その後、使い方についての4枚程度の簡単なチュートリアルが表示され、本格的に利用開始となる。ちなみに、チュートリアルは英語だったので、キャプチャはありません。なんてね。実は撮り忘れただけです。

InboxのInbox(受信箱)の中身はこんな感じ。

えーとですね、勝手にグループ分けしてくれるおかげで、個人から来たメールが見やすくなっています。ほとんどのサービスをGmailで登録してしまっているから、GROUPONやYahoo!ショッピング、JustSystemsからのメールが毎日届くわけだけど、仕事のやりとりをしている人とのメールなどは埋もれがち。

「タグや振り分けを使えばいいじゃん」と言われそうなんだけど、タグまではいいとして、振り分けはメンドクサイ…。むかーし、WindowsでOutlookを使っていた時や、Yahoo!メールを主に使っていた時には「ルール」だの「フィルタ」だの使っていたんだけどね。

そんな「メンドクサイ」思いをせずに自動振り分けしてくれる賢いInbox。っていうか、一生懸命ルール付けしていた人からすれば「オレの努力は……orz」って感じかもしれませんなぁ。逆に言えば、そういう設定を難しく感じていた人たちにとって優しい、敷居の低いものになったのでは?ということかもしれませんけどね。

それから個人的に便利だと思ったのは「スヌーズ」設定。スヌーズといえば、目覚まし時計で「あぁ~ん、あと5分寝かせて〜」というときに使うアレで聞いたことあるでしょうけど、まさにあれ。「あぁ~ん、3時間後にまた通知して〜」みたいな。

気になる。でも今は見られない。でも覚えている自信がない。そんなあなたにInboxのスヌーズ機能。

再通知のタイミングは「時間」でもいいし「場所」でもいい。例えば、奥さんからもらったメールに「いつものスーパーで牛乳を買ってきて!」とあった場合。これは忘れたら大変なことになります。っていうか、仕事の真っ最中、午後3時くらいに思い出したからって、そんな時間にメールをよこされても……みたいな。

そんなあなたにInboxのスヌーズ機能。
開いたメールの右上にある
時計アイコンをタップする
退社する時刻に合わせて再通知してくれるようにすればよろしい。もっとも、今のところ細かい時刻指定はできなくて、9:00、13:00、17:00、21:00の4つからしか選べないんだけど。仕事終わるのが19:00の人はどうすれば……。

そこで役に立つのが「場所」でのスヌーズ機能。Pick Placeをタップして適当な場所を入力すれば良いのです。英語で書いてあるからって英語で入力する必要はなくて、例えば新宿駅に着いたら表示させたいなんていう場合、「新宿」と入れれば候補が出てくるからそこから選べば良い。

さっきの例だったら、最寄り駅を入れておけば、その駅で降りるときに再通知してくれる、とかいう使い方が考えられますな。あ、まだ試していないけど。でも、Appleのメーラーでそれができるんだから、当然Google謹製のInboxでもできるでしょう。と期待。

とりあえず、明日、新宿駅に着いたときに再通知されるかどうか試してみますん。

基本的な使い方は……書くほどのことがあるのかどうか……かなり直感的に使えると思うけど、メールリストで項目を左にフリックすればスヌーズ設定が表示され、右にフリックすればDoneトレイに入れられる。このDoneは「アーカイブ」ですな。サクッサクッとアーカイブできるのが楽かもしれない。
左にフリックすればスヌーズ
右にフリックすればDone

アーカイブしたメールもメールを開いて右上に表示されている緑色のチェックマークをタップすれば、またInboxに戻せる。それから、アーカイブ済みのメールにスヌーズ設定することも可能。

今後、自分宛てにメールをしておいてスヌーズを使ってタスク管理なんていうのもできちゃうかもね。

しばらくは、これまで使っていたメーラーと併用して使ってみたいと思います。

あ、ちなみに、招待できる人なのですが、Googleから招待された人は別の友人・知人に招待できます。できるかできないかはInboxを開いたとき右下に表示されている「+」をタップすれば分かるようです。「Invite to Inbox」が表示されていればできるし、表示されていなければ無理。

無制限に招待できるわけではないのですね〜。今、使えている人は「テストユーザー」という意味合いも強いので、ガンガン使って良い点、改善点などを発信するのが求められているのかな?

Googleでは「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」という社是を掲げている。それからGoogleで働いている人から、「初めて訪れる街に出かけたとき、自分の持っているスマホが『あなたの好きそうなスイーツを売っている店が近くにありますよ』と教えてくれたら便利でしょ?」と言われたことがある。人・場所・時間を結びつけてくれる情報。Google Nowもそうだけど、そういうのにまた一歩近づいたのかなぁ…と個人的に思ったり思わなかったりしたので、最後にそんなことをそれらしく書いてみたりする。

2014年10月6日月曜日

新しい『Xperia Z3/Z3 Compact』は中身がすごかった


どうもっ!相変わらずiPhoneがメイン端末の管理人ですっ!

9月19日にiPhone 6/6 Plusが発売されて、店頭にも並んでいるけれど、食手が動かず。なんでだろうなぁ……と思っていたら、それほど機能面で目覚しい進歩がないことやデザインが何だか違うところに行ってしまっているように感じること、それとあれですよ、機種変に伴ってキャリアに払う月額料金がやたらと高くなってしまうことが原因ですな(当社比)。

最近は、Android端末も面白くて、いろいろいじってます。とはいえ、機種変すれば上記のとおり、基本料が高くなってしまうから、いじらせてもらうだけなんですが。

そんな「いじらせてもらう」機会が正式にありました。

それが「Xperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライ」アンバサダーミーティングです。

iPhoneユーザーなのに、Xperiaアンバサダー。iPhoneユーザーなのに、Xperiaアンバサダー。

大切なコトなので、2回言いました。

いやね、実はね、欲しかったことは欲しかったのですよ。でもずっとSoftBankユーザーだったというのもあり。

Xperiaといえば、docomoという感じじゃないですか?でも、今回発表された「Xperia Z3」からはSoftBankでも提供されるとのこと。この時を待っていたのでアンバサダー登録もしていたという。

タッチ&トライミーティングへの応募は2回目。1回目はハズレましたん。2回目も実はハズレたんだけど、キャンセルが出てしまい、繰り上げ当選したという。工エエェェ(´д`)ェェエエ工

そんな裏話はどうでも良くて、制作秘話などが興味深かったのですよ。

「Z」シリーズになってから、Xperiaのデザインコンセプトは「1枚のスレート」とのこと。今回、新しく追加されたカラーが「Silver Green」と「Copper」なのは、板を金属から切り出したというイメージをより追求したかったから、とか。なるほど、確かに金属は青みがかったイメージがあるものね。
左がSilver Greenで右がCopper
Copperって銅なのね
緑好きとしては、この渋くて淡いSilver Greenがなかなか良さげ。

それぞれの辺や角は丸みを帯びているんだけど、そのデザインコンセプトは「板の四辺(側面)全体に球体を沿わせた感じ」だそう。言葉で説明するの、難しい〜。
イラストにしたらますますわけが分からなく…orz

まあ、そんなところです。

キャリアの説明会と違って、メーカーのイベントだと、全キャリアの端末をいっぺんに見られるのがいいですよね。事前に発表があったように、SoftBankモデルのみ、キャリアロゴが入っていない。デザイン部門の人の説明によれば、最もグローバルモデルに近い形だそうです。
左3つはXperia Z3
左からSoftBank、au、docomo
右端はdocomoでのみ発売する
Xperia Z3 Compact
グローバルモデルっぽいから、背面のおサイフケータイの表記のところも「FeliCa」ではなく「NFC」マークが付いている。これもポイント高いかも。ちなみに、SoftBankから発売される、ということをリークできなかったから、今回のイベント募集では「グローバルモデル」と書いたそうで、みんなが期待していたSIMフリーとして出るかどうかは「コメントを差し控えさせていただきます」とのこと。いろいろと大変なんですな。

SONYと言えばオーディオ。新しいXperiaではその部分がかなり強化されていて、これまでDACと呼ばれる外付け機器が必要だったのが、対応するヘッドホンさえあればハイレゾ音源のコンテンツを楽しめるとのこと。もちろん、DACを使えばさらに良い音が楽しめるらしい。

それと、デジタルノイズキャンセリング機能も強化。こちらも対応のヘッドホンがあれば、そのヘッドホンが周囲の騒音をマイクで拾い、端末側でそれを解析して打ち消す周波数の音を発し、静寂をもたらすとか。これまでのようにヘッドホンにその機能を持たせないことで、ヘッドホンの小型化に成功したとのこと。この機能は音楽を聞いていない時も作動させられるので、デジタル耳せんとしても役立つそうな。

ただし、一部の人が気にかけている「ハイレゾ&ノイキャン」は成就していないとのことでした。いい音こそ、騒音に邪魔されずに聞きたいのにね〜。残念。

もう1つ興味深かったのは、自分の手持ちのMP3、AAC、WMAなどの高圧縮のコンテンツでも、失われてしまった音を復元して、かなりの高音質で楽しめるような機能がついたこと。これはぜひとも試してみたいですな。タッチアンドトライコーナーではよく分からなかったので。
ハイレゾコンテンツはまだまだ少ないので
手持ちのでしばらくは我慢
よく分からないのにとりあえず試してみる
ここまで力説しておいてなんだけど、実はあまり音楽を生活に取り入れていなかったりする。音楽を聞きながらだと思考が彷徨うようになってしまったのですよね〜。

なので、本当に楽しみにしていたのは写真機能の強化だったりする。

新しいXperia Z3では、最新のCyber-shotとHandycamの機能を取り入れたとのことで、ISO12800、強力な手ぶれ補正機能、撮ってる自分も写せるなど、それどんな罰ゲーム?的なものもある。
普通なら右のように暗くてつぶれてしまう場面でも
左のように手前の人物の表情まで撮影できる
左下の円の中にいるのが「お父さんだよ〜」
手ぶれ補正は、写真撮影だけでなく、動画撮影でも機能している。ん〜、誰かが歩きながら撮影した動画を長いこと見ていて、気持ち悪くなったことありません?わたしはよく酔ってしまうのですよね。揺れている画面を見続けるとおえーってなってしまう。

でも、このXperia Z3は、人の動きを読んでそれを補正しながら撮影するから、まるで台車に載せたビデオカメラで撮っているかのような、そんななめらかな動画が撮れるとのこと。言葉で説明してもよく分からないので、ここは動画で。

ちなみに、手ぶれ補正が効くのはあくまでも「録画」に対してであって、ツイキャスなど生放送では無理だそうです。とはいえ、Z2の録画程度にはブレが軽減されているそうですが。
写真部門のクラタさん
めっちゃいい笑顔
最後に、一応端末のちゃんとした写真を。
強化されたのに薄いカメラ部分
左側面
右側面
上部
下部
Xperia Z3全色

Xperia Z3 Compact全色
大きい
手に馴染む
Z3とZ3 Compactの比較
8インチタブレット
Wi-Fiオンリーで提供される
何とか片手で持てるサイズ感
指紋が付かなそうな背面





2014年10月4日土曜日

Nokia Lunia 525にはアレがない!

通電して通信するガジェットが大好きな管理人です!

2011年8月、auからWindows Phoneが発売された時、「Fun Lounge produced by Windows Phone」――まあ、ファンミーティングですな、それに申し込んで当選した時から、Windows Phone機種をがしがし出してくれないかなぁと思っていたんですけど、結局、東芝製のIS12Tだけで終わってしまいましたね〜。残念ですね〜。

この記事に後ろ姿が写り込んでいましたw → Windows Phoneの女子向け体験会で、空気を読まずにXbox LIVEについて突撃インタビューしてみた!

だがしかし、国外ではがしがしと出されているじゃあありませんか、Windows Phone。

で、いいなぁ、欲しいなぁ、と常日頃から呟いていたら、Twitterの友人が「じゃあ上げるよ」とNokiaの「Lumia 525」をもらってしまいました。ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ

カラーはイエロー。なかなか可愛いです。
で、なんだかんだと触っております。

その人も、個人輸入で取り寄せたらしく、ACアダプターは日本で使えないものが入っていました。microUSBで充電できるので、問題ありませんけどね。
SIMフリーなので、手持ちのSIMカードを挿して使えます。先日、Y!mobileになる前のEMOBILEで購入したArrows Aのバッテリーがあろうことかなくなっており、大切な電話がかかってくるというタイミングだったので、そのSIMを抜いてLumiaに挿してみたところ、無事に認識。SMSとかも使えたりして、これはこれでいいなぁなどと思いつつ、翌日戻しましたけどw

かなり惚れ込んでいるのですが、なぜこの端末がメインになり得ないか?それはずばり「日本語入力がいまいちだから」です。

いやね、便利なこともあるんですよ?斜めフリックっていう感じのカーブフリックというのがあって、「ぷ」と入力する際、「ふ」を選んでから半濁点のために2回タップしなくても、「ふ」に指を持ってきた時その流れで「゜」を選べばいいというのが楽だったり。
フリックして「ふ」が選択されていると
濁点と半濁点が表示される
「半濁点の入力楽ですよね〜」
という説明をしたいのに、
なぜ濁点を選んでいるのか←
ところが困ったことに、最新のWindows Phoneには辞書登録機能がないのです。つまり、顔文字をSNSで使いたいと思っても、使えないのです。

いちおう幾つか汎用性の高いものはセットされているんですけどね。でも
 ・.゜(ノД`)ノ☆(((’д’)))バシバシ
三|ლ(◉ืൠื◉)ლ|三バーン!
(´・ω・)⊃三||三⊂(・ω・`)バーン!
などというものがないのですよ。あたりまえですけど。あ、しかも、「三|ლ(◉ืൠื◉)ლ|三バーン!」のლ(◉ืൠื◉)ლ部分のほとんどは「豆腐」と呼ばれる「マス」で表示されちゃうでしょうしね。Windows Phoneの場合は。

しかし、正常に表示されているAAに近い顔文字も登録できないから使えない。いちいちどこかからコピペしないといけない、という状況なのです。

ああ、だれか声を上げてくれないかなぁ。そして使いやすくならないかなぁ。

最後に注意事項を1つ。
わたしが入手したLumia 525は日本で販売されておらず、「技適マーク」を取得していません。このエントリーは法を侵すことを推奨するものではありませんので、入手・使用の際はご自身の判断でどうぞ。